看護師の求人はたくさんあります。ですから私たち看護師は働く場所はいくらでもあると言っても過言ではありません。言い方は悪いかもしれませんが働けて当然なのです。
私たちがしなければならない事は働く病院を選ぶという事です。働く場所がたくさんあると恵まれた環境だと思われがちですが、その逆で実際にはなかなか好条件の職場が見つからないのが現状です。
好条件どころか人手不足が災いして過酷な労働を強いている職場も少なくありません。
だからこそ、離職率が高くなってしまうのです。働くことは当然として職場をしっかりと選ばなければあなたも離職率を高める一人になりかねないのです。
職場の選び方をしっかり考えなければ失敗してしまうという事なのです。
医療事故へ不安
私も医療事故の不安は少なくなかったです。責任感のある仕事につきたくて看護師の道を選んだのですが、実際には患者ひとりひとり丁寧に接する時間もなく、決められた作業を急いで熟さなければならないハードワークでした。
命に係わる仕事である看護師にミスは許されません。しかし、私はこんな環境で長く続けていたらミスをしないという自信はどこにもありませんでした。
同業者だからかばう訳ではありませんが、看護師のミスによる死亡事故もテレビで何度か耳にしたことがあります。
過酷な作業中のちょっとしたミスが大きな事故へと発展してしまったのだとその現場を知りませんが想像してしまいました。
そんな場所であなたは働きたいですか?私は仕事以前に、職場選びで失敗するとタダでは済まなくなる可能性だってあると思っています。
以前、勤めていた病院ではいつか起こると口癖のように看護師同士で話していました。
忙しいのにも種類がある
看護師はやりがいのある仕事です。私もそう思います。しかし、私が新人で現場に入ってしたことはベットメイキングでした。
病棟数は多くほとんどそれだけで時間が無くなってしまう事も少なくありませんでした。
もちろん、それも大事な仕事です。しかし、そればかりやっていたら私、看護師なの?と自分で疑問に思いました。
心地よく患者さんが入院してくれるためとは言え、仕事の一環ならまだしも、ほとんどそれだけという毎日にやりがいが見いだせなくなりました。
もちろん、最後までその仕事をしていた訳ではありませんが、忙しくてもやりがいがあれば頑張れますし暇を求めている訳ではありません。
あなたがしたい仕事はいくらでも募集しているのです。看護師不足は全国的で大抵は忙しいのは百も承知です。
だからやりがいのある職場に移ることは容易なのですから自分にあった病院を選べば良いだけの話です。
それを気付かづにやってい私。せっかく看護師が職場を選べるほどあるのに、それに気づかないのは勿体ない。今、改めてそう思います。
どんな職業でも不満はあると思います。不満ばかり述べていても何も始まりませんがより良い職場に移ることは決して悪い事ではないのです。